くだらない事

どーでもいいような事だけをしつこく覚えている。

ずいぶんと昔だが富田靖子が警察学校でがんばるドラマがあった。
えらく富田靖子が怒ってるシーンがあって、教官と言い争ってた。
「相手が謝ってくれたら許すのに」という富田に対して
「謝ったら許せる程度のことなら謝らなくても許してしまえ」という教官。
 
いつも教官の無茶苦茶な理論でくだらない脚本のドラマだったが
何故かこのシーンだけは覚えている。
 
そのせいで「そやな、謝ってすむ程度のことならどーでもいいか」
と思うようになった。
我ながら影響されやすいなぁと思う。
 
よく考えてみれば覚えているのはくだらない事ばっかり。
きっとくだらないことで出来ていますよ。>自分
 
「大事なこと」と「くだらない事」の差ってなんだろう
自分が大事だと思ってることが
他人にしてみればくだらないと言わないまでも
取るに足らないことだったりする。
逆も同じ。
と、すると世の中ってのは「くだらない大切なこと」で出来ているのか。
そしたら真に「くだらないくだらないこと」は
他人の価値観をくだらないと言ってしまう心か
 
自分の琴線に触れるかどうかは別問題。
 
などと「くだらない事でできている自分」を擁護してみる